短期離職3回!?会社をすぐ辞める人の職務経歴書の書き方

Anxious man

・今の職場の経験が浅く職務経歴書に書けることがない・・・

・短期退職ってやっぱりイメージ悪いかな・・・

こんな不安やお悩みにお答えします。

結論から言うと、工夫次第で採用側にポジティブな印象を与える職務経歴書を作成することができます。

この記事では、短期での退職に対する一般的なイメージ。パターン別でオススメな職務経歴書の書き方について、2か月の職務経験でも転職を成功させた実績がある筆者が解説します。

経歴に自信がないからといって転職は成功しないなんてことは全くありません!

今の職場に留まるかどうか悩んでいる方は参考になる内容と思いますのでぜひご覧ください!

この記事を書いている人↓

Aki

外資メーカ勤務の31歳(男)|理系院卒|転職3回、投資歴6年、ボルダリング歴10年|
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「職歴が浅い=我慢ができない人」って本当?

今の仕事(または前職)の経験年数が短いが、転職活動している人材は、一般的に採用側にどのような印象を持たれると思いますか?

結論から言うと、ここ日本では残念ながら「職歴が浅い(短期退職)=我慢ができない人」というマイナスな印象をまず持たれます。

例えば、「3か月毎日腹筋10回するぞ」目標を立てたのに3日で終わってしまったことを想像してみてください。

自分はなんて意思が弱い人間なんだろう・・・と罪悪感を抱く人が多いのではないでしょうか?

自分から見ても他人から見ても、1つのことを続けられない(継続力がない)ことはどうしてもマイナスな印象を持たれてしまうのです。

違う視点で考えてみると?

でもここで少し自分に甘くなって考えてみましょう。

腹筋が3日で終わってしまったということは、実は腹筋を割ることにそれほど強い思いがなかった。むしろ腹筋をするより家でリラックスする方を無意識に望んでいた。

と考えられませんか?

仕事に置き換えて考えてみると、職歴が浅い人は今の仕事を我慢して続けて得る成果(腹筋を割る)に早々に魅力を感じなくなっただけで、それ自体は決して自分にとってマイナスなことではないと私は思います。

むしろ我慢している自分を正当化して働き続け、まわりに愚痴を漏らすよりかは潔いですよね。

短期退職のパターン別職務経歴書の書き方

主な短期退職のパターンとして、1社目での短期退職と2社目以降での短期退職の2パターンが考えられます。

短期退職の主なパターン
  • 社会人なりたて!1社目での短期退職
  • キャリア人材!2社目以降での短期退職

1社目と2社目以降の短期退職では、職務経歴書でのアピールの方法が変わってくるので、それぞれ説明したいと思います。

新卒入社1社目での短期退職における職務経歴書の書き方

就職活動して期待と不安を抱えて入社した記念すべき1社目!ただ人によっては入社前と入社後のイメージのギャップに苦しんだり、思っていたよりハードすぎる環境だったり・・・

と、1社目で社会人経験が浅いにも関わらず転職活動を検討している方も多いようです。

そういう私も1社目では第一志望に入社できたものの2年で退職することになりました・・

新卒入社1社目での短期退職における職務経歴書のポイントとしては以下の通りです。

職務経歴書のポイント
  • 入社前と入社後のイメージのギャップがあったことを素直に伝える
  • 企業文化に染まっておらずフレッシュな人材であることを伝える
  • 少しでも関わった仕事(関わる予定だった仕事)を伝える

短期退職は、何かしら職場に対してネガティブなことで発生するものだと思います。仕事内容だったり業務負荷だったり、理由はさまざまですが、事前のリサーチ不足も一つの原因です。

周囲の環境のせいにせず、自分の判断ミスであったことを前提におき、職務経歴書の構成を考えるのがGoodだと思います。

また、1社目での短期退職は企業文化に染まっていないため、新卒と同じような扱いをしてくれる会社も存在ます。第2新卒という言葉があるくらいです。

このため、新しい企業文化や仕事内容にも対応できる柔軟性のある部分をアピールするのがGoodだと思います。とはいえ、新卒と違いビジネスマナーは習得している人材と見られます。

また職務経歴書に書ける内容がないと悩む人もいるかもしれません。決して嘘の内容を書いてはいけませんが、直接的ではなくても間接的に関わった仕事はあるはずです。些細なことでもいいので書かないよりは書いた方がベターです。

2社目以降での短期退職における職務経歴書の書き方

転職経験があるにも関わらず、また短期で転職することになった人もいると思います。短期退職が続くと、特に日系大手企業ではマイナスな印象を持たれがちです。

そういう私は1社目を2年で退職。2社目も2年で退職しています

2社目以降での短期退職における職務経歴書のポイントは以下の通りです。

職務経歴書のポイント
  • 過去の転職で実現できたことを明確化する
  • それを踏まえさらなるステップアップとして転職活動していることを伝える
  • 求人内容にマッチする職務経歴のみをピックアップする

最初の転職で事前リサーチを入念にしたにも関わらず、やはりイメージにギャップがあり、早々に転職を検討している人(2社目以降での短期退職の候補)も多いと思います。

経歴だけを見ると、ジョブホッパー(短期退職をくりかえす人)と見られ、ネガティブな印象を与えてしまうため、まずは過去の転職によって何を実現できたか認識しておく必要があります。

それを踏まえたうえで、今度は〇〇ができる環境を求めてさらなる自己実現のために転職活動をしているという流れがGoodです。

単純に転職歴が多くなると、経験する仕事の種類も増えるため、職務経歴欄に書ける内容が増えます。一見充実した職務経歴書を作成できた気分になってしまいますが、これが大きな落とし穴です。

なぜなら、応募したい求人内容にマッチした職務経歴でないと、その求人に対して大したアピールにならないからです。むしろ関係ない内容が多いとアピールしたい部分が薄れてしまいます。

まとめ

ここまで短期退職の人向けの職務経歴書のポイントをパターン別でご紹介してきました。

特に日系大手企業では、短期退職はネガティブな印象と受け取られることが多く、どれだけ職務経歴書に工夫を凝らしても、経歴だけ見てアウトになることもあるのは事実です。

ただ、どれだけ嘆いても経歴はどうしようもない・・・それならば、開き直ってアピールできる部分に着目していくのがよいと思います!

なお、企業に刺さる職務経歴書を作成するためには、企業に精通している転職エージェントからアドバイスをもらうのが圧倒的にオススメです。

優秀なエージェントであれば、その企業が好まないNGワードなどの裏の情報を教えてくれることもあります。私がオススメしている転職エージェントは「minne(ミンネ)」です。

みなさまの転職活動が上手くいくことを切に願っております!