【高評価】転職回数が多い人の職務要約・自己PR・転職理由の書き方

・転職回数が多い場合の職務経歴書の書き方が分からない・・・

こんなお悩みにお答えします。

結論から言うと、転職回数が多い場合は、記載する業務内容を厳選し補足として転職理由を追記してください。

この記事では、20代の内に2回転職を成功させた私の実体験ベースで、転職回数が多い場合の職務要約の書き方や、転職理由の書き方について解説します。

これを見れば、転職回数が多くても見る側にマイナス印象を与えにくい職務経歴書を作成することができます。

転職回数が多くて不安に感じている方はぜひ参考にしてください!

この記事を書いている人↓

Aki

外資メーカ勤務の31歳(男)|理系院卒|転職3回、投資歴6年、ボルダリング歴10年|
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転職回数が多い人がやってはいけないこと

転職回数が多い人が職務経歴書でやってしまいがちなミスは、強みが分かりづらいことです。強みが分かりづらい職務経歴書は主に2パターンあります。

強みが分かりづらい職務経歴書の特徴
  • 1社1社の内容が薄すぎる
  • 業務内容を全て羅列した結果、ボリュームが多すぎる

多くの場合、職務経歴書を最初に見るのは会社の人事か、採用代行を担っている転職エージェントです。こうした人が内容を理解できる職務経歴書を作成するのが大前提です。

そして採用側は、職務経歴書をみてその人物の強みを把握し求人とマッチするかを判断します。

つまり、常に読み手を意識して、どの業務内容を書けば企業にささるのかを考えながら職務経歴書を作成する意識が大切です。

ロビン
ロビン

どんな内容が刺さるかを考えるためには企業研究がかかせません。私は企業のHPにのっている投資家向けのIR情報を参考にすることが多いです。

転職回数が多い人の職務要約の書き方

職務要約は職務経歴書の最初に記載する項目で、採用側はここで候補者のキャリアの大枠を理解します。私は100~150文字程度で簡潔にまとめることが多いです。

職務要約は文字数が限られるため簡潔に経歴を紹介する必要があります。転職回数が多い場合は以下の4項目にしぼって書くのが良いです。

転職回数が多い人の職務要約の記載項目

①会社名
②所属部門
③業務内容
④期間

職務要約ではスキルや成果、どんな強みがあるかは省略します。

転職回数が多い人の職務要約のテンプレ

3社経験している場合

〇〇卒業後〇年間は〇〇社の〇〇部門にて〇〇に携わり、その後〇年間は〇〇社の〇〇部門にて〇〇に従事致しました。直近では〇〇社の〇〇部門にて〇〇に携わっておりました。

転職回数が多い人の自己PRの書き方

自己PRは自身の強みをアピールする項目です。スキルや経験・性格面がいかに求人内容とマッチしているかをアピールします。

一般的に特に日系大手企業の場合は、「転職回数が多い=我慢強さがない」とマイナス評価を受けやすい傾向にありますが、少しでも相手にポジティブな印象を与える努力が必要です。

スキルや経験のアピールにつけ加えて、転職による環境や業務内容の変化への対応力を積極的にアピールしていきましょう。

具体的には以下のような方向性でアピールするのがオススメです。

変化への対応力をアピールできる内容

・顧客・前後工程・仕事内容の変化に対応する柔軟性がある
・転職した先々で良好な人間関係を構築するコミュニケーション能力がある
・自主的に専門外の必要知識の習得に努めている
・専門分野に捉われず視座を高く持ち業務にあたっている

また、転職回数が多い場合は、経験やスキルが乏しいことが多いです。このため、「必要な経験・スキル面で至らない点はあるがいち早くカバーし、早期に戦力となれるよう尽力していきたい」みたいな文言を最後に付け足すとより良いです。

転職回数が多い人は転職理由を記載しよう

通常、職務経歴書に転職理由を書くことはないですが、転職回数が多い場合は補足情報としてこれまでの転職理由を記載するのがよいです。

なぜなら、転職理由に説得力があれば、転職回数が多いことが必ずしもマイナスに受け取られないからです。

転職理由は書類選考通過後の面接では必ず聞かれる内容ですが、そもそも書類が通過しないと元も子もないです。

転職回数が多いという理由だけで書類を落とされるのはもったいないので、転職理由を採用側に知ってもらった上で判断してもらう方が、結果はどうあれ納得感はあります。

納得感のある転職理由のポイント

転職回数が多いことがマイナス評価にならないためには、自分以外の第3者から見ても納得感のある転職理由が必要です。採用側に納得してもらいやすい転職理由のポイントとしては以下の通りです。

納得感のある転職理由のポイント

・一貫性がある
・不可抗力的な理由

一貫性のある転職理由

転職理由に一貫性があるというのは、毎回同じ理由で転職をしているということではありません。

例えばA社を残業を理由に辞めB社に転職したとします。B社では残業が減ったがやりがいの面で物足りなさを感じC社に転職したとします。C社では残業も少なくやりがいもあるが、年収が低いためD社への転職を検討している。

このように、前職での不満を現職で解消したが、新たな不満が生じてしまったというストーリーでは、一見辛抱が足りない人の様にも思えますが、言い換えれば自己実現に向けて努力していると評価できます。

しかし、例えばA社を残業を理由に辞めたのに、C社で再び残業を不満に感じ転職を検討しているとなると、転職理由がブレているというマイナスな印象を与えてしまいます。

ロビン
ロビン

分かりやすいように残業や年収などを例にあげましたが、これらは転職理由としては好ましくないです。自己実現を目的としたポジティブな理由がよいです。

不可抗力的な理由

現職に不満を感じて転職する人が大半ですが、あいまいな転職理由だとまず不満を解消するための努力をしたのか?が問われます。

なぜなら企業側は長期で会社に貢献してくれる人材を求めており、少しでも嫌なことがあったら辞めてしまう人は採用したくないからです。

この時、不可抗力的な理由が転職理由だと相手は納得せざるを得ません。例えば以下のような理由です。

不可抗力的な転職理由(例)

・業界が古く閉鎖的な文化なので、新技術も積極的に取り入れる柔軟性のある会社で働きたい
・業界全体が縮小しており将来のキャリアアップが望めないので成長産業で働きたい
・顧客がごく一部と限定されているので幅広い顧客に価値を提供できるグローバルな環境で働きたい

ロビン
ロビン

転職理由は、同業界・職種の人同士で似ることもあり、その辺は転職エージェントが把握しているので、相談してみると良いと思います。

まとめ

私のような転職回数が多い人向けの職務経歴書作成のポイントについて解説してきました。

転職回数が多いことは大手企業だと特に気にされる部分なので、少しでも相手の不安を解消してあげるための気配りの意識が大切です。

転職回数が多くても中途入社で大手に入ることは可能なので、ぜひ参考にしてみてください。

なお、企業に刺さる職務経歴書を作成するためには、企業に精通している転職エージェントからアドバイスをもらうのが圧倒的にオススメです。

優秀なエージェントであれば、その企業が好まないNGワードなどの裏の情報を教えてくれることもあります。私がオススメしている転職エージェントはずばり「minne(ミンネ)」です。

みなさまの転職活動が上手くいくことを切に願っております!