焦ってきめると失敗する!転職活動を半年以上続けて欲しい3つの理由

・転職先が決まらない時期が長くなり焦っている

・転職活動期間の平均はどれくらい?

こんな不安や疑問に答えます。

結論から言うと、転職活動の期間は半年~1年が最もコスパがいいです。

この記事では、転職活動に半年以上時間をかけるメリットやその場合の注意点について紹介します。

はやる気持ちはわかりますが、転職に焦りは禁物です。これから活動を始める人も今まさに転職活動中の人も参考になる内容と思うので、ぜひご覧ください!

この記事を書いている人↓

Aki

外資メーカ勤務の31歳(男)|理系院卒|転職3回、投資歴6年、ボルダリング歴10年|
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採用計画は半年(6か月)単位が多い

中途採用(キャリア採用)の入社タイミングで多いのが4月入社と10月入社です。これは採用計画(予算)が1年もしくは半年単位で考えられることが多いからです。

これは4月や10月のタイミングは新卒の新入社員も入ってくるので、新人教育を含めて現場の受け入れ態勢が整っている時期というのが大きな理由のひとつと思います。

Aki
Aki

実際私も中途で入社したタイミングで新卒向けの講義に一緒に参加させてもらうということがありました。

求人が半年で入れ替わる?

採用計画が半年または1年ということは、転職市場に出回る求人も半年~1年で入れ替わるということになります。つまりは、転職活動を開始した時期に公開されている求人と半年後に公開されている求人が変わっている可能性があります。

新たな企業からの求人はもちろん、同じ企業でも別の職種の求人や同じ職種でも別のポジションの求人が加わったりします。

転職活動を半年以上続けることで、入れ替わり前と入れ替わり後のどちらの求人にも出会える可能性が高くなります。

応募求人の数が増えると確率的に内定の確率も上がるということになります。

再応募は半年後に可能

一度応募した求人に(落とされて)再応募することは可能です。ただ再応募する際は半年以上間隔を空けることをおすすめします。理由は上記と同じで採用計画が半年単位であるからです。

半年以内では採用基準も変更されず再び落とされる可能性は非常に高いです。詳しくは転職の書類選考でお見送り(不採用)となる3つの理由と再応募の注意点をご覧ください。

一度落とされてしまっても、どうしても入りたい企業がある場合、半年後の再チャレンジがオススメです。

半年間で得られる経験

ここまで、活動期間を半年以上とするメリットとして、転職市場の構造上のメリットを説明しましたが、今度は候補者の市場価値という切り口で考えてみます。

企業(部署)によっては、半年を区切りに社員の異動や業務内容の変更を言い渡すところも多いです。つまり、半年以上転職活動を続けている間に、違う業務を経験したり新しいスキルを身に着けられる可能性があります。

もちろん新たに得た経験・スキルは職務経歴書に書くことができ、応募可能な求人の数も増えていくでしょう。応募可能な求人が増えるということは、それだけ可能性が広がることを意味します。

需要のあるスキル・経験を身につける

転職活動の中で多くの求人を見ていると、どういった経験やスキルが「企業にウケるか」が分かってきます。半年間(6か月)という期間は、その気になれば企業受けしそうな経験・スキルを身に着けるだけの十分な時間を確保できます。

このように転職活動中に自分の市場価値を高められるというメリットがあります。

転職活動を半年以上続ける際の注意点

転職活動を半年(6か月)以上続ける場合の注意点は1つだけです。結論から言うと、職務経歴書の更新を怠らないということです。

例えば、基本的な部分では、職務経歴書の日付を最新に保つということが大事です。これは企業側に半年以上転職活動を続けている(需要がない人材)と思われるリスクを極力減らすためです。

また内容に関しても、自分を最大限アピールできるように職務経歴書を適宜アップデートすることは非常に大切です。ついつい面倒くさくなって職務経歴書を使いわましてしまいがちですが、更新は忘れないようにしてください。

職務経歴書の使い回しについては、【注意】転職エージェントで職務経歴書を使い回す3つのデメリットで紹介しています。

まとめ

ここまで、転職活動を半年以上続けることのメリットを中心に解説してきました。半年以上といってもだらだらと続けずに1年までと区切っておいた方が、密度の濃い活動ができると私は思います。

ただ不況の場合は、1年たっても転職市場が回復しない(求人が少ない)場合があるので、1年以上粘り強く続ける必要があります。

みなさまの転職活動が上手くいくことを切に願っております!